冷凍作り置きできるメインのおかず9選!保存期間や注意点も解説
作成日:2022年12月15日
平日は仕事が忙しくて料理できない方や、一人暮らしの子供の食事が心配だという方は多いのではないでしょうか。
週末にまとめてメインのおかずを作り冷凍すれば、毎日料理をする必要はなくなります。
この記事では、冷凍してもおいしいおかずを、肉・魚・野菜別で紹介し、冷凍方法・解凍方法・保存期間も解説しています。
冷凍する際の注意点もぜひ参考にしてください。
目次
冷凍メインおかず3選(肉料理)
冷凍してもおいしい肉料理のメインおかずを3つ紹介します。
牛丼の具
牛丼の具は、あらかじめ作り冷凍しておくと、ご飯さえ炊けば食べたいときに手軽に食べることができるのでおすすめです。
冷凍方法
牛丼の具を作り、あら熱を取ります。フリーザーバッグに入れて薄く平らな状態にして冷凍庫に保存します。
解凍方法
湯煎して温めるか、フリーザーバッグから牛丼の具を皿にあけ、ラップをして電子レンジで温めます。電子レンジの加熱時間は600Wで2~3分です。
保存期間
美味しく食べられる期間は2週間です。
ハンバーグ
焼きあげたハンバーグを冷凍しておくと、電子レンジで温めるだけでいつでもジューシーでおいしいハンバーグを食べることができます。
冷凍方法
ハンバーグは焼いた後にあら熱を取り、ひとつずつラップに包みます。包んだ後はフリーザーバッグに入れ、空気を抜いてから冷凍庫に保存します。
解凍方法
凍ったハンバーグを皿などに置き、電子レンジで温めます。電子レンジの加熱時間は600Wで1分30秒(1個分)です。温めた時に出てきた肉汁はソースに混ぜるとおいしいです。
保存期間
美味しく食べられる期間は約1ヶ月間です。火を通しておくと品質劣化も少ないので、生のまま保存するより加熱調理してから保存することをおすすめします。
から揚げ
から揚げは、ご飯のメインのおかずだけでなく、お昼の弁当や南蛮漬け、甘酢あんなど、他の料理にもアレンジできるので、作って冷凍保存しておくと非常に便利です。
冷凍方法
揚げた後あら熱を取り、ラップで小分けして包みます。フリーザーバッグに入れて空気を抜き、冷凍庫に保存します。
解凍方法
電子レンジで温めるか、トースターを使って解凍します。電子レンジの加熱時間は500Wで40〜50秒程度(4個分)です。
電子レンジならジュージーな仕上がりになりますし、トースターで加熱するとサクサク食感が復活します。電子レンジで解凍してからトースターで加熱してもO K です。
保存期間
から揚げは揚げた後でも、揚げる前でも1ヶ月間は美味しく食べることができます。
冷凍メインおかず3選(魚料理)
冷凍してもおいしい魚料理のメインおかずを3つ紹介します。
さばの味噌煮
さばの味噌煮は、冷凍保存することで鮮度を落とすことなく美味しく食べることができます。冷凍にすることで味もよく染み込みますよ。
そのまま食べてもよいですが、ご飯の上に乗せて食べたり、チャーハンの具にしたりするのもおすすめです。
冷凍方法
あら熱を取り、フリーザーバッグに入れます。煮汁も一緒に入れると味が染み込み、魚のパサつきも防止できます。
解凍方法
自然解凍でも美味しく食べられます。温かい状態で食べたい場合は、一度冷蔵庫に移しておいてから電子レンジ加熱(500Wで2分)するか、湯煎して温める(5分)のがおすすめです。
保存期間
美味しく食べられる期間は1ヵ月程度です。さばは魚の中でも傷みやすいので調理する際には、新鮮なさばを使いましょう。
ぶりの照り焼き
ぶりの照り焼きは、ご飯がすすむのでメインのおかずに最適です。冷凍保存しておくと、好きなときに食べることができます。
冷凍方法
あら熱を取り、煮汁といっしょにフリーザーバッグに入れて空気を抜きます。
ぶりはアルミなどの熱伝導のよい素材のバットに置き、急速冷凍しましょう。
時間をかけてしまうと、細胞の中に氷の粒が出来やすくドリップの原因となります。
解凍方法
冷蔵庫で自然解凍させた上で、電子レンジ加熱(500Wで2分)するか、湯煎して温める(5分)のがおすすめです。
保存期間
美味しく食べられる期間は2週間程度です。
焼き鮭
焼き鮭はメインのおかずにも、お茶漬けにもなります。
また、身をほぐして混ぜご飯にしたりパスタに加えたりするなどのアレンジも可能です。冷凍保存しておけば、好きなときに食べられ便利です。
冷凍方法
鮭を焼きあら熱を取ったらラップに包んでフリーザーバッグに入れ、冷凍保存します。温かいうちに料理酒をふりかけておくとパサつき防止になります。
解凍方法
冷蔵庫で自然解凍させた上で、電子レンジで温めます。電子レンジの加熱時間は、500Wで20〜40秒程度です。
保存期間
美味しく食べられる期間は約2〜3週間程度です。
冷凍してもおいしいメインおかず3選(野菜料理)
冷凍してもおいしい野菜料理のメインおかずを3つ紹介します。
酢豚
野菜も肉も一緒に食べられる酢豚は冷凍保存しても美味しく食べることができます。
冷蔵保存でも約3日は食べられますが、夏場や3日以上保存したい場合は冷凍保存する方がよいでしょう。
冷凍方法
酢豚を作った後あら熱を取り、1回で食べられる量ごとに小分けにします。フリーザーバッグに入れ、冷凍庫に保存します。
解凍方法
フリーザーバッグごと鍋に入れて沸騰したお湯で7~8分間温めるか、再度炒めることをおすすめします。
電子レンジで加熱しすぎると、あんが焦げ付く可能性があるので低めのワット数で様子をみながら解凍しましょう。
保存期間
美味しく食べられる期間は1ヵ月程度です。
ロールキャベツ
ご飯のメインのおかずだけでなく、お昼の弁当にもなるので、作って冷凍保存しておくと非常に便利です。
冷凍方法
ロールキャベツを作った後あら熱を取り、フリーザーバッグなどにスープといっしょに入れます。
十分に空気を抜いてから冷凍庫に保存しましょう。
解凍方法
食べる前日に冷蔵庫で自然解凍し、食べる直前に鍋で温めるのがおすすめです。時間がない場合は、皿に移してから電子レンジで温めます。
保存期間
美味しく食べられる期間は約1ヶ月程度です。
クリームシチュー
クリームシチューは野菜を豊富に食べられ、冷凍保存もできます。
冷凍方法
クリームシチューを作った後あら熱を取り、1食ずつフリーザーバッグなどに入れて冷凍保存します。
じゃがいもや人参は冷凍で保存すると食感が変わってしまうので、小さく切るか取り除くことをおすすめします。
じゃがいもはマッシュ状にすると食感が気にならないので、つぶしてシチューに混ぜ込んでしまうのもおすすめです。
解凍方法
湯煎で温めるか、凍ったまま皿に移して電子レンジで加熱します。
保存期間
美味しく食べられる期間は1ヶ月程度です。
冷凍保存するときの注意点
おかずを美味しく冷凍保存するための注意点を5つ紹介します。
1人分ずつ小分けにして冷凍する
1人分ずつ小分けして冷凍保存すると便利です。
大量に作り、全部を同じ容器に一緒に冷凍保存してしまうと、1食だけでは消費しきれず、数日同じメニューを繰り返さなければならない可能性があります。
薄く平らにして冷凍する
薄く平らにすると早く冷凍でき、解凍の時間短縮にもつながります。さらに薄く平らに保存すると、冷凍庫内にコンパクトに収納できます。
保存の際には、フリーザーバッグにラベルシールで日付と料理名を書いておくとよいでしょう。
また、ラップで包む際には空気が入らないように気をつけようにしましょう。
味付けは少し薄めにする
料理を冷凍すると食材の繊維が壊れるので、味が染み込みやすくなります。
あとから味を濃くすることは簡単ですが、味を薄くするのはなかなか難しいので、料理を冷凍する場合は、いつもよりも少し薄めの味付けにするのがおすすめです。
冷ましてから冷凍する
調理済みの食べ物は、充分に冷ましてから冷凍しましょう。
熱いままの食材を冷凍保存しようとすると、フリーザーバッグの中に水滴が発生するなど、食べものが傷む原因となります。
冷凍庫の温度も下がってしまうので気をつけましょう。
また、料理を熱伝導のいい金属製のバットにのせて冷凍することでより早く凍らせることができ、品質の劣化を防ぐことができます。
1度解凍したものは再冷凍しない
1度解凍したものは再冷凍しないようにしましょう。1度解凍したものを再冷凍すると、雑菌が発生し、さらに繁殖する危険性があります。
1カ月以内に食べきる
冷凍保存後、1カ月以内には食べきるようにしましょう。
長期間、食材を冷凍していると酸化して冷凍焼けを起こしてしまうので、保存期間をしっかり守って消費してしまうことをおすすめします。
容器に消費期限を書いておくとよいでしょう。
冷凍しておくと便利な食材
冷凍しておくと便利な食材を5つ紹介します。
鶏肉・豚肉
鶏肉や豚肉はアレンジの方法が豊富なので、特売日などにまとめ買いをし、小分けして冷凍しておくと便利です。
注意点
解凍する時に、肉からドリップ(赤い肉汁)がでやすいので、購入時のパックなどからは取り出し、ラップで包んだ上でフリーザーバッグに入れ冷凍しましょう。
下味をつけて保存することもおすすめです。下味をつけて冷凍しておくことで、よく味が染み込んでジューシーになりますよ。
しょうゆ味や味噌味、塩麹など、下味を変えることで、バリエーションが増やせます。
おすすめの料理
弁当のおかずにしもしやすい鶏のから揚げ、豚の生姜焼きなどを、下ごしらえして冷凍保存しておくとよいでしょう。
ハム・ウィンナー・ベーコン
ハム・ウィンナー・ベーコンの加工品は朝食にも料理にも使えるので、小分けして冷凍保存しておくと便利です。
注意点
一度開封すると品質が劣化してしまいます。使わない分は冷蔵保存ではなく、すぐに冷凍保存しましょう。
ハムやベーコンは1枚ずつラップで包み、ウィンナーも1本ずつラップで包んでからフリーザーバックに入れて冷凍しましょう。
おすすめの料理
朝食用にさっと炒めたり、茹でたりできて便利です。スープの具材として、凍ったまま使えます。
きのこ類
冷凍すると、きのこの細胞膜が壊れ、栄養が外に出て旨味がアップするため、美味しくなります。
注意点
きのこは洗わずにカットし、フリーザーバッグに入れて冷凍保存します。複数の種類を1袋に入れてミックスきのこにしておくと使い勝手もよいです。
凍ったまま炒め物などに活用できます。
おすすめの料理
きのこは炊き込みご飯・スープ・炒めものなど、多くの料理に使えます。冬はきのこ鍋などもおすすめです。
油揚げ
食べやすい大きさに切って冷凍保存しておくと、味噌汁や炒めものなどですぐ使えて便利です。
注意点
油揚げは油の酸化を防ぐため事前に油抜きをした上で、冷凍保存することをおすすめします。油揚げは凍ったまま調理に使用できます。
おすすめの料理
味噌汁の具、油揚げを使った玉子丼などがおすすめです。
野菜類
ほうれん草・ブロッコリー・トマト・大根・にんにく・生姜などは冷凍保存でき、便利です。
注意点
野菜は、生のまま冷凍する方法やかためにゆでてから冷凍する方法があります。
かためにゆでてから冷凍することで、酵素などの働きを抑えることができるので、変色を防ぐ効果や鮮度を保つ効果などがあります。
この方法は、ブロッコリーやとうもろこし、アスパラガス、かぶ、れんこん、さやいんげん、オクラなど、さまざまな野菜に活用できます。
玉ねぎは、冷凍保存すると味がよくなります。ほうれん草は茹でずに冷凍でき、栄養価が崩れにくいです。
大根も味がしみこみやすくなるなど、野菜を冷凍保存するメリットは大きいです。
おすすめの料理
冷凍野菜はスープや煮込み料理に、にんにく・生姜は刻んで保存すれば薬味に使えます。
冷凍に向かない食材
水分が多い野菜や繊維が多い野菜は冷凍保存にはあまり適していません。
豆腐やこんにゃく、レタス、じゃがいもなどは冷凍に向かない食材ですが、冷凍方法や調理方法を工夫すれば冷凍することも可能です。
豆腐
豆腐は水分が多く、冷凍するとなめらかな食感が損なわれてしまうので解凍してそのまま食べるのには向きませんが、料理を選べば冷凍した豆腐もおいしく食べられます。
絹ごし豆腐は湯葉のような食感になり、木綿豆腐は高野豆腐のような食感になります。よく味が染むので煮物などにはおすすめです。
注意点
水気をぺーパータオルで拭き取って、フリーザーバックに入れて冷凍します。食べやすい大きさに切ってから冷凍しておくのも便利です。
また、豆腐をフライパンでつぶしながらから炒りにして水分を飛ばした「いり豆腐」にしてから冷凍するのもおすすめです。
開封していない場合はパックごと冷凍することもできます。
自然解凍にしてから使用するか、煮物などには凍ったまま調理することも可能です。
おすすめの料理
煮物、炒め物、揚げ物などがおすすめです。いり豆腐は、汁物や炒め物、ハンバーグなどにも活用できます。
こんにゃく
こんにゃくも水分が多いので、冷凍するとスポンジ状になり食感が変わってしまうため冷凍には不向きな食材です。
しかし、冷凍したこんにゃくはお肉のような食感になるので、お肉の代用品としてヘルシーな料理に活用することもできます。
注意点
薄切りにするか、一口大にちぎってからフリーザーバックに重ならないように並べて冷凍します。
使用する場合は、水につけて解凍するか、熱湯でゆでてから調理しましょう。
おすすめの料理
唐揚げなどの揚げ物、炒め物、ステーキなどの料理に活用できます。
レタス
レタスも水分が多く冷凍には向かない野菜のひとつですが、1玉購入すると余ってしまうこともよくありますよね。
そんな時には冷凍しておくのもおすすめです。冷凍したものは生食には向きませんが、加熱調理することでおいしく食べることができます。
注意点
レタスは洗ってからペーパータオルで水気を拭き取り、一口大にちぎってフリーザーバックに入れて冷凍します。
自然解凍にすると水分が出てきてベチャッとしてしまうので、凍ったまま料理に活用しましょう。
おすすめの料理
スープや炒め物、スムージーなどに活用できます。
じゃがいも
じゃがいもは冷凍すると食感が悪くなってしまうので冷凍には向かない食材ですが、冷凍方法を工夫することで美味しく食べることができます。
注意点
水分の多いじゃがいもはマッシュポテトにしてから小分けにして冷凍しておくと食感が損なわれず、色々な料理に活用できるのでおすすめです。
塩、こしょうやバターなどで下味をつけて冷凍しておくのも便利です。
電子レンジで加熱して使用するか、スープなどに使用する場合は冷凍のまま活用できます。
おすすめの料理
ポテトサラダやコロッケ、ポタージュスープなどに活用できます。
冷凍保存O K!作り置きできるおかずでバランスの良い食事
おかずを冷凍保存しておくと、冷蔵保存よりも日持ちするだけでなく、時間がなかったり疲れていたりする時に利用することができ、非常に役立ちます。
小分けして保存しておけば使い勝手もよく、きのこや大根など冷凍することで味がよくなる食材もあります。
献立は、主食、主菜、副菜、汁物をそろえた定食形式で用意するとバランスがとりやすくなりますよ。
冷凍のおかずを活用してバランスの良い食事を心がけましょう。
時間がなくても、おいしい食事を食べたい場合は、配食サービスを利用する方法もあります。
まごころ弁当は、忙しい日でもおいしい食事を取りたい方におすすめです。
管理栄養士監修のもと、主菜1品副菜3品のバランスの取れた献立を提供しています。
まごころ弁当のメニューは、カロリーや塩分がコントロールされている「小町」、「普通食」、「カロリー調整食」、「たんぱく調整食」、「ムース食」があり、健康状態や食べる力に合わせて選ぶことができます。
普通食のお弁当は、1食ご飯付きで450~550Kaclに調整されているので、健康維持に必要な栄養やエネルギーをしっかりと摂取することができます。
お弁当の内容は日替わりで、和洋中とおかずのバリエーションも豊富なので、毎日でも飽きずに続けることができますよ。
健康維持のためには、栄養バランスの良い食事を継続することが欠かせません。
食事は毎日のことなので、調理の手間をできるだけ省き、手軽にバランスの良い食事が食べられると嬉しいですよね。
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